2014.04.22 Tue
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髪を大切にしながらカラーリングを楽しむコツ

髪を大切にしながらカラーリングを楽しむコツ

 

生まれつきの髪の色、オシャレのためのカラーリング、どちらにも「メラニン」が深く関わっていることを前回の記事でご紹介しました。その中で、残念ながら「カラーリングにはダメージがつきもの」というお話をしましたが、あきらめるのはまだ早いです。カラーリングは、仕組みを理解したうえで上手に楽しむことができれば、オシャレの強い味方です。髪へのダメージを考え、知っておくべきポイントを紹介します。大切な髪の毛、いたわりながらオシャレを楽しみましょう。

 

目的別で選びたい、代表的なカラーリングの種類
一口にカラーリングと言っても、得たい効果によって方法が異なります。代表的な「ブリーチ」「ヘアカラー」「ヘアマニキュア」を例に、カラーリング効果の違いを比較してみましょう。

①ブリーチ
ブリーチは、髪の毛を脱色します。ブリーチ剤(クリーム状や乳液状のものが一般的)を髪に塗って放置すると、髪の内部のメラニンが分解され、髪を脱色します。明るい茶色や黄色に変化するのが特徴で、ブリーチ剤を塗っておく時間を長くするほど色が抜け、より明るい色になります。ブリーチは、染料による着色ではないので、髪が生え変わるまで脱色した部分の色が変化することはありません。

②ヘアカラー
ヘアカラー剤にはブリーチ効果が含まれており、メラニンを分解するまでは同様です。脱色した髪の毛の内部に染料が浸透し、発色するところがヘアカラーの特徴です。髪を脱色するだけのブリーチとは異なり、色素を髪の内部に定着させ、赤系、オレンジ系、青系など好みの色味を表現することが可能なのです。また、ヘアカラーは時間が経つにつれて徐々に色落ちします。効果が持続するのは3カ月程度です。

③ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは、髪の表面をコーティングして発色するカラーリング剤です。髪のタンパク質と、ヘアマニキュアに含まれる酸性染料がイオン結合をして発色する仕組みです。ブリーチやヘアカラーのように髪の内部へ浸透してメラニンを分解するわけではないため、地の髪色をベースにした落ち着いた色合いが特徴です。また髪の表面を覆っているだけなので、カラーリングの効果は1カ月程度しか持続しません。しかし、ヘアマニキュアの成分は弱酸性なので、髪にとってはダメージが少ない点がメリットだと言えます。

そのほかにも、その日の気分で髪の色を変えたい人向けには「ヘアカラースプレー」や「ヘアマスカラ」がオススメ。これらは髪の表面に色を塗っているだけなので、簡単にシャンプーで落とすことができます。

 

ダメージを意識しながらカラーリングを楽しむコツ
まず、カラーリングの頻度に気をつけましょう。前回の記事でそのメカニズムは紹介しましたが、カラーリング剤の中でもアルカリ性の薬品を含んでいるブリーチやヘアカラーは、髪に大きなダメージを与えます。このダメージは繰り返すことで蓄積されます。健康な髪の成長のために、カラーリングは多くとも月に1回くらいにとどめるべきでしょう。また、薬剤を使う量が影響するのであれば、当然使用する範囲にも気を配る必要があります。毎回髪全体を染め直すのではなく伸びた分だけを染めるなど、回数と合わせて調整するといいでしょう。

今回はカラーリングについてのお話ですが、カラーリングとパーマを同時に行うことは避けたほうが安心です。実は、パーマもpHの変化でキューティクルが開閉する仕組みを利用しているんです。ロット(髪に型をつけるための筒)で髪を巻き、アルカリ性のパーマ液を塗ったあとに酸化剤を用いてウェーブの型をつけています。やはりこちらも、髪へのダメージは避けられません。カラーリングと同時に行うと……負担は想像に難くありません。両方行いたい場合は、1週間から10日程度間を空けて行うようにしましょう。

髪は生きた細胞ではないため、一度ダメージを受けると自ら元の健康な状態に修復することができません。カラーリング前後のダメージケアもお忘れなく。カラーリング前にトリートメントをしておき、ダメージを受けにくい状態にしておくことはひとつ、効果的な手段です。ダメージ補修効果があるシャンプーが販売されていますが、最近はMEAをキューティクルの表面に定着させるものもあるので、特にダメージが気になる方にはこのタイプがオススメです。キューティクルが健康な状態に戻れば、髪内部に入った色素の流出を防ぐことができ、髪色を長持ちさせる効果もあります。

 


 

オシャレの要素として、ヘアスタイルやヘアカラーは欠かせません。とはいえむやみやたらに行うことは、間違いなく、髪の毛を傷つけてしまいます。鮮やかなヘアカラーで彩るにしても、自分の髪を大切に思えていなければ輝かないのでは? 正しい知識を身に付け、上手な付き合い方をして、大切な髪をより一層好きになれるよう、工夫しましょう。

 

参考:

茶髪は髪に悪い?

髪のオシャレを上手に楽しもう

ヘアカラーリング基礎講座

髪の基礎知識 ― 「ヘアカラーダメージとパーマダメージの違い」

ケミカル講座 ― 「ヘアカラー剤の分類」

髪のダメージ

 

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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