2014.03.31 Mon
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いずれは自分も……とあきらめる前に! 脱毛と遺伝の関係

いずれは自分も……とあきらめる前に! 脱毛と遺伝の関係

 

「ウチは薄毛の家系だから、いずれは自分も……」

「脱毛や薄毛は遺伝する」という話を一度は聞いたことがあるのでは。父や祖父、身近な人を思い浮かべて、悲観、達観してる人もいるかもしれません。しかし、すべてを遺伝のせいにしてあきらめるのは、早計というものです。気になる薄毛・脱毛と遺伝の関係についてご紹介します。

 

脱毛が遺伝するのではなく、“脱毛しやすい”体質が遺伝する
まずあなたの父親や祖父、親戚の多くが脱毛している場合、残念ながら将来脱毛する可能性があります。脱毛と遺伝には密接な関係があり、その関連度は家系図を見ると、将来の頭髪像がある程度予想できるとまで言われています。

ただし、遺伝するのは“脱毛しやすい体質”であり、脱毛そのものが受け継がれるわけではありません。遺伝によって受け継がれるのは、脱毛の要因である男性ホルモンの分泌や、皮脂の分泌の程度など、体質的要素なのです。当然脱毛につながる可能性は限りなく高いのですが、生活習慣で対抗しうる部分も残します。あきらめないで。

 

遺伝しやすいのは“男性型脱毛”
脱毛にもさまざまなタイプがある中で、遺伝しやすいのは“男性型脱毛”です。男性型脱毛は“AGA”とも呼ばれる、成人男性による薄毛の状態を指します。具体的には、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が薄くなっていくというもの。 “男性ホルモン”、“5αリダクターゼ”という酵素、そして“レセプター”(受容体)の3つが関係して起こります。AGAの最も大きな原因として考えられているのは男性ホルモン(テストステロン)です。テストステロンは5αリダクターゼの働きで、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変換され、このホルモンが毛乳頭細胞にあるレセプターに結合することにより、発毛が抑制されるといわれています。
なぜ男性型脱毛は遺伝しやすいのか。詳しいことはまだ研究の途中で、わかっていないことも多いそうです。DHT生成の原因となるテストステロンの分泌量には、実は個人差がほとんどありません。しかしDHT生成のもうひとつの要素である、5αリダクターゼの分泌量には大きな個人差があることがわかっています。したがって、AGAになる人とならない人の違いは、5αリダクターゼが生成されやすい体質を遺伝として受け継いでいるかどうか、というのが現在の最有力説だと考えられています。

一方で女性は、脱毛に関して遺伝の影響を受けにくいと言われています。最近では男性の長髪もめずらしくありませんが、長く美しい髪は女性の象徴。かの美しい髪のように、長さやツヤ、ハリ、髪の毛の成長をうながすのが女性ホルモンです。女性ホルモンの量が多い女性はこのため、男性に比べて体質遺伝の心配は少ないといえます。もっとも、それは先に説明した男性型脱毛(女性であってもこう呼びます)の場合であって、皮脂が関係する“脂漏(シロウ)性脱毛”、フケが関係する“粃糠(ヒコウ)性脱毛”、ストレスや免疫疾患が関係する“円形脱毛”は女性でも十分に起こり得るといえます。

 

遺伝に負けないための「生活習慣」
もしあなたが脱毛家系にいるのなら、まずは日々の生活習慣を規則正しいものに変えましょう。「身体に悪いことは髪にも良くない」というのがポイントです。たとえばストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れ、ヘアサイクルが乱れ脱毛につながるといわれていますし、髪の毛も細胞ですから、健康な髪を生やすためにはバランスのとれた食生活も欠かせません。そのほかにも、過度の飲酒を避ける禁煙するなど、脱毛を防ぐためには、基本的な生活習慣の見直しがとても重要なのです。

 


 

脱毛と遺伝の関係は、残念ながら「アリ」とせざるを得ません。しかし繰り返しになりますが、遺伝するのは脱毛そのものではなく、“脱毛しやすい体質”です。日々の心がけ次第で、脱毛の危険性を小さくすることができます。脱毛は体質的要素にストレスや生活習慣の乱れなど、他の要因が加わった結果としておこるもの。体質だからと諦めずに、ヘアケアを怠らないようにしましょう。

 

参考:

脱毛は遺伝する?

なぜ髪の毛は抜けるのか?

AGAとは

AGAの原因

 

Photo by Thinkstock/Getty Images 

 

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