2014.01.27 Mon
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フケはナゼ出るの? 仕組みから対策まで教えます

フケはナゼ出るの? 仕組みから対策まで教えます

 

男性の後ろ姿で嫌われるのは「肩のフケ」がトップ──。

医薬品メーカーが20代の女性約300人に行ったアンケートでそんな結果が出ています。不潔で自己管理ができていない印象を与えるせいか、「仕事ができる上司のイメージ」から最も遠く、「恋人だったら一番気になる」のだそう。特に、濃い色のスーツを着ることの多い冬は、肩口や背中にどうしても目立ってしまうフケ。気づかないうちに、職場や取引先で冷たい視線を浴びているかもしれません。

そもそもフケとはどういうものなのでしょう。頭をしっかり洗っているつもりでも出てくるのはなぜ? その原因と対策をまとめてみました。 

 

フケ症・脂漏性皮膚炎を引き起こすのは“皮脂の過剰”
フケとは一般に、新陳代謝で古くなり、はがれ落ちた細胞(角質)のことを指します。表皮の深部・基底層(きていそう)で生まれた細胞は、成長して最上層の角質層へ上がっていき、約2カ月の寿命ではがれ落ちます。アカと同じで誰にでも出るものですが、普通はそれほど大きくなく、量も少ないので気になりません。これが目立つようになると、「フケ症」と呼ばれる頭皮の病気が疑われます。頭部の地肌に赤みがほとんどなく、乾いたフケが多く発生する状態です。

原因は頭皮に常在するカビの一種である「マラセチア属」の菌。脂分を好んで増殖し、皮脂を取り込んで次々と脂肪酸に分解します。この脂肪酸が頭皮を刺激して、新陳代謝を速めると考えられています。その結果、皮脂の分泌量の多い人、とりわけ男性にフケ症が多くなるのだそうです。

同じく皮脂の過剰な分泌が引き金になるのが「脂漏性皮膚炎」。思春期から30代の男性に多い病気です。頭皮だけでなく、髪の生え際、眉毛や鼻のわき、口の周り、外耳道や耳の後ろ、胸やわきの下など……皮脂腺の発達した部位に、かゆみの少ない赤みやぶつぶつができ、黄色みを帯びた少し柔らかいフケ状のものが表面に付きます。

また、アトピー性皮膚炎などでもよく似た症状が出ることがあります。一般的にはやはり、皮脂が原因となっている場合が多いようです。

 

シャンプーはやさしくマッサージするように
というわけで、フケの予防にはまず、主な原因となる余分な皮脂を取り除き、菌の増殖を防ぐことが大切です。とはいえ洗いすぎると皮脂や菌を必要以上に失ってしまい、頭皮の保護機能が低下します。潤いが失われて乾燥し、それがフケを引き起こす場合もあるため、正しい洗髪の仕方を知る必要があります。

洗髪の頻度は男性の場合、1日1回、冬だと2日に1回でも十分。500円玉ぐらいの量のシャンプーをつけ、泡立てながら全体に伸ばし、3分ほどかけて丁寧に洗います。ポイントは3点。

①指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗う。
②前頭部や頭頂部は皮脂が多いので特に入念に洗うようにする。
③シャンプーやリンスが残らないよう、しっかりすすぎ流す。

汚れを落とそうとして、爪を立てたり、強くこすったりするのは頭皮を傷つけるだけ。絶対にNGです。

生活習慣や食生活の見直しも大事。睡眠不足や不規則な生活、ストレスはスキンケア対策と同じく大敵。アルコール、炭水化物や脂肪分を取り過ぎないようにし、ビタミンB2、B6を多く含むもの、例えばレバーやほうれん草、大豆、牛乳、卵などを多く摂りましょう。コーヒーや香辛料、 アルコール、ナッツ類なども皮脂を増やすので、できるだけ控えた方がいいでしょう。カロリーオーバーは皮脂量の増加につながるので、コントロールが大切です。

それでもフケは新陳代謝ですから、出てしまうもの。できるだけ目立たなくするために、グレー系やベージュなど薄い茶系のスーツを着るのもよいでしょう。冬のビジネスシーンでは黒っぽい服装が多くなるので、明るい雰囲気が目を引き、周囲に爽やかな印象を与えることができるかもしれません。

 


 

決して不潔だけが原因ではないのですが、白く降り積もって美しいと思われるのは、雪くらい。肩にフケを積もらせて、女性陣から「仕事ができなさそう」なんて思われてしまわないように、できることからはじめましょう。

 

参考:

洗髪は男性1日1回、女性2日1回 フケを防ぐ頭皮ケア(日本経済新聞)

徳島県医師会

フケは病気 「脂漏性皮膚炎」 新陳代謝に異常、「カビ」が影響?(西日本新聞)

フケの多くは脂漏性皮膚炎 適切な治療で改善(47NEWS)

 

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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