2015.03.12 Thu
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

発毛・育毛の “縁の下の力持ち”? 亜鉛パワーを知る 

発毛・育毛の “縁の下の力持ち”? 亜鉛パワーを知る

 

どんな分野でも、目立たないけれど必要不可欠な存在が。スポーツの世界でいうならコーチ。選手でも監督でもないコーチは注目度こそ高くありませんが、練習メニューをつくったり、若手の育成からベテランのコンディション調整まで重要な役割を担っているのはご存知の通り。

今回紹介する「亜鉛」も、目立たないものの重要な存在。亜鉛が不足すると、髪の毛の成長が妨げられたり、傷みの原因につながります。発毛にとっておざなりにできない存在、それが亜鉛です。

 

発毛・育毛に必要な亜鉛のはたらき
亜鉛は、成人の体内(60kgの場合)に約2gしか存在していないにも関わらず、生命維持に欠かすことのできないはたらきをする「必須ミネラル」です。主なはたらきとして、タンパク質の合成、細胞分裂の促進、傷ついた細胞組織の修復などが挙げられ、発毛・育毛にも深く結びついています。

髪の毛は、18種類のアミノ酸が結合してできる「ケラチン」というタンパク質でできています。同じケラチンでも構成しているアミノ酸の割合によって、髪の毛や爪の成分となる硬ケラチンと、皮膚の角質層をつくる軟ケラチンに分けられます。

亜鉛は、タンパク質の合成を助け、髪の毛の主成分である硬ケラチンの生成を促進しています。亜鉛が不足するとタンパク質の合成が滞り、ヘアサイクルの成長期(男性は3〜6年)に、充分な成長をしない原因となります。

発毛・育毛で大切なことは“質”。いくら発毛・育毛が行われても、健康な状態でなければ髪の毛は傷んでしまい、切れたり抜けたりする原因に……。健康な髪の毛の表面はキューティクルと呼ばれるタンパク質が瓦のように重なり合っていて、紫外線など外部の刺激から髪の毛を守っています。ところが亜鉛が不足するとキューティクルがはがれてしまい、そこからタンパク質や水分が流出し、傷みやすくなってしまうのです。

 

亜鉛パワーを有効活用
亜鉛は、ごはんやパンなど、普段から口にしている食べ物から摂ることができます。しかし、厚生労働省『日本人の食事摂取基準2010年版』で記されている1日の摂取量の目安が、成人男性:12mgであるのに対して、実際の摂取量は平均8.9mgと不足傾向。意識的に摂取する必要がありそうです。亜鉛を多く含む食材は、牡蠣、豚肉(レバー)、牛肉、カニ缶、たまご(卵黄)、パルメザンチーズなどなど。最も多く含んでいるのが牡蠣。定番のカキフライや牡蠣鍋、ちょっと凝って牡蠣の炊き込みご飯にするのも良いですね。また、男らしくニラレバ炒めや牛ステーキをガッツリいくという手も。

せっかく摂取した亜鉛も、日頃の生活習慣が乱れていては効果ダウン。亜鉛は消費されやすい栄養素であるため、普段からの注意が必要です。特にお酒の飲み過ぎは気をつけて。体内のアルコールを分解するために、大量の亜鉛が消費されてしまいます。タバコも、喫煙によって大量の活性酸素が発生し、それを分解する酵素を働かせるために亜鉛が消費されるので、控えた方が良いでしょう。加工食品に含まれる添加物も亜鉛の吸収を妨げることもあるので、摂り過ぎに注意しましょう。

 


 

亜鉛は体内にごく少量しか存在しませんが、発毛・育毛のみならず健康面で与えるインパクトは「大」。比較的摂りやすい栄養素ですが、不足しがちというデータもありますし、日々の食生活で少し意識してみましょう。

 

 

参考:

リーブ21「発毛大辞典」 vol.2髪を科学する

リーブ21「発毛大辞典」 vol.6健康にいい食生活 その1

「サプリメント大学」

「スキンケア大学」

「簡単!栄養andカロリー計算」

 

 Photo by Thinkstock/Getty Images

 

■オススメ記事はコチラ

 

    

【メンズホロス】produced by リーブ21 TOP

ページTOPへ