2014.12.18 Thu
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アナタも地球も救う? 「ミドリムシ」の規格外の可能性とは?

アナタも地球も救う? 「ミドリムシ」の規格外の可能性とは?

 

「ミドリムシ」。インパクト大の健康食です。近年研究が進み、健康食材として認められるようになり、知名度も高まってきているのではないでしょうか。

しかし、その字面を見かけたことこそあれど、実態を知る人はまだまだ少ないはず。その証拠に、ミドリムシを健康食として紹介すると「え、ムシを食べる? いくら健康のためとはいえ、ムシでしょ……」と敬遠される人がほとんど。ミドリムシは「ムシ」ではなく、藻類の仲間です。植物分類上の学名にちなみ、「ユーグレナ」と呼ばれることもあります。ビタミン、アミノ酸、ミネラルなど、日々の生活に必要な約60種の栄養素がギュッと詰まっている、スゴいポテンシャルを秘めた食材なんです。

最近ではミドリムシの粉末を練り込んだスイーツやヨーグルトなどがコンビニにも登場。ジワジワと認知度を高め、私たちの健康生活にも役立ってくれそうな、このスーパー食材の底力をご紹介しましょう。

 

1. ミドリムシであって虫にあらず、光合成する藻の仲間
ミドリムシの体長は、わずか約0.05mm。とても小さな微生物で、クロレラと同じ藻の仲間です。緑色で、植物のように光合成を行って栄養分を体内に蓄えるだけでなく、動物のように細胞を変形させて移動することもできます。動物と植物の特徴を併せ持った大変珍しい生き物なんですね。外界からエサを摂取することなく、水と光と二酸化炭素さえあれば生きられるので、将来の食料危機を救うとまでささやかれています。

 

2. 効率よく栄養を吸収でき、不要なものを排出しやすい
植物は骨格をもたず、その体を支えるために、細胞一つひとつの外側に強靭な細胞壁を持っています。微繊維と多糖類でできており、野菜などを摂取した場合、この細胞壁が消化を妨げることがあります。細胞壁をもたないミドリムシは、とても効率よく栄養を吸収し、体内に取り入れることができます。逆に、ミドリムシに含まれるパラミロンという成分は、食物繊維と同じように中性脂肪やコレステロールなどを吸着して体外にすっきり排出する働きをもっているとされ、現在注目されています。

ほかに有害物質を吸着して体外への排出を促すとされるクロロフィルも含まれており、老廃物を溜めすぎたカラダのリセットにピッタリ! 栄養は吸収しやすく、不要なものは排出しやすい……カンペキです。 

 

3. 野菜はもちろん、動物の栄養も取れて一石二鳥
ミドリムシを生活に採り入れる第一歩としてオススメしたいのが、粉末飲料です。抹茶のような緑の粉末を、水や牛乳に混ぜて飲むだけ。

ミドリムシは、わかめや昆布と同じ藻の仲間であるという植物的な一面と、肉や魚に含まれているビタミンやミネラル、DHAなど動物的な一面も合わせもっています。肉、魚、野菜、果物とさまざまな食物からバランス良く栄養を摂取するのが理想ですが、なかなかそうもいきませんよね。そんなアナタの食生活をミドリムシが救ってくれる、かも?

 

 4. ミドリムシが地球の未来を変える日がくるかも
太陽の光と二酸化炭素、そして水があれば、光合成によってどんどん育つミドリムシ。注目されているのは栄養面のみではありません。成長する時に大量のCO2を吸収することから、ミドリムシを培養することで地球温暖化防止に貢献できるのではないか、という期待も寄せられています。

エネルギー源としての注目度も上がっています。飛行機のバイオジェット燃料をミドリムシからつくる計画が進行中で、すでに生産設備の工事もはじまり、2020年ごろの実用化が発表されています。石油などと違って資源が枯渇する心配もないミドリムシ由来の燃料が、未来を変えてくれるかもしれません。

 


 

この記事を読んでいただいたみなさんはもう、「ミドリムシを食べるなんて……」という疑念はありませんよね。多様な健康効果のみならず、地球環境にまで良い効果が期待されている、規格外のポテンシャル。先取りしてみたいと思いませんか?

 

参考:

ユーグレナ・ファーム

なぜユーグレナは75億円調達するのか | 東洋経済オンライン

ユーグレナ、ミドリムシを原料にした航空機燃料の生産拠点着工-43億円投資:日刊工業新聞

 

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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