2014.11.14 Fri
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体に良いのは野菜だけじゃない! 牛肉・鶏肉・豚肉の健康効果

体に良いのは野菜だけじゃない! 牛肉・鶏肉・豚肉の健康効果

 

“草食男子”という言葉もすっかり定着しましたが、「いやいや、肉は大好き」という男子は依然として多いでしょう。「仕事の打ち上げに焼肉!」「冬は豚しゃぶで温まりたい!」と、シチュエーションや気分で肉を選ぶのが基本ですが、Men’s HOLOS読者のみなさんには体調に応じて肉をチョイスするアプローチも持っておいてほしいいところ。

ということで、今回は「牛・鶏・豚」と代表的な肉について、それぞれに含まれる栄養素とその健康効果を紹介します。

 

エネルギー不足、スタミナには牛肉の栄養バランスが効く

牛肉はタンパク質、脂質、ビタミンB2を多く含んでいます。赤身には鉄や亜鉛、リンなどのミネラルが豊富です。タンパク質は筋肉や血液をつくったり、体内の組織を再生したりするはたらきを持っていますが、体内に摂り入れるだけではなかなかエネルギーに変わりません。そこで活躍するのがビタミンBとミネラル。代謝を促し、効率良くエネルギーに変えてくれるのです。多くの人がスタミナ不足を感じた時に牛肉を食べたくなるのは、この栄養素の組み合わせが理由なのかもしれません。

また、牛肉に含まれる鉄は吸収率の高いヘム鉄です。吸収率は植物性食品に含まれる非ヘム鉄の約7倍といわれ、貧血や冷え性の予防・改善の効果が期待されます。ただし、お茶やコーヒー、紅茶を飲むと、これらに含まれるタンニンが吸収率を下げてしまうので、食べ合わせ・飲み合わせには注意しましょう。

このほかにも、血圧を下げるペプチドや、細胞の酸化損傷を防ぐことで動脈硬化の予防効果があるとされるカルノシンなども含まれています。

焼肉やすき焼き、牛肉を食べる量が増える時に少し気になるのが、胃もたれ。動物性脂肪が体内で固まりやすいことが原因ですが、ジャガイモ、白菜、ブロッコリー、ピーマンに含まれる食物繊維は牛肉と相性が良く、消化を助けていれるので一緒に食べることをおすすめします。

 

疲労回復の特効薬? 豚肉には健康効果がたくさん

「お肉は食べたいけれど、こってりしたのはちょっと……」という時はありますよね。そんなお疲れ気味の時に食べたいお肉が、“ビタミンB群の宝庫”ともいわれる豚肉。逆に不足していると疲労が蓄積しやすくなってしまうビタミンB。豚肉には牛肉の約5倍も含まれているのですから驚きです。疲労回復にもってこい、といえるでしょう。

特に多く含まれるビタミンB1は、脳や中枢神経の働きを活性化させるはたらきがあるため、集中力や記憶力を高め、イライラを抑える効果があるといわれています。必須アミノ酸をバランス良く含んでいることも大きな特徴です。必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンは体内でセロトニンという神経伝達物質をつくり、精神安定の効果があるので、煮詰まっている時やストレスが溜まっている時に食べると良いでしょう。そのほか血管を拡張するはたらきもあり、動脈硬化や高血圧の予防に効果的とされるコリンも多く含まれていたりと、何かと健康効果が期待できるのが豚肉なんです。

 

体型が気になりだしたら、鶏肉がオススメ

やわらかな食感と豊かな旨味が魅力の鶏肉。特徴は、脂肪が少なく、消化が良いこと(消化吸収率95%)。牛肉や豚肉とは異なり、脂肪分が皮の部分に集中しているのがポイント。皮を取り除けば脂質やコレステロールを抑えられるため、肥満気味の人やダイエット中の人には最適といえるでしょう。必須アミノ酸のひとつであるメチオニンも多く、肝機能の強化や肝臓に脂肪が溜まる「脂肪肝」の予防効果があるといわれています。

ビタミンA、ビタミンB6、ナイアシンを多く含んでおり、眼精疲労の緩和、精神安定などの効果が期待されます。また、皮や骨まわりの部位はコラーゲンが豊富で、肌の新陳代謝を促進し、若々しい印象を保つのに一役買ってくれるかもしれません。用途によって使い分けましょう。

 


 

最後にお値段の話題にも少しふれておきます。産地や部位で異なるものの、一般的には牛肉・豚肉・鶏肉の順で高い傾向があると思います。しかし、時代によって値段は大きく変動しているんです。たとえば、大正時代に高価だったのは鶏肉で、昭和20〜30年代になると豚肉が高くなります。需要と供給の関係や飼育技術などが影響していると考えられます。できることなら安全でおいしい肉をお手頃価格で買いたいですね。

 

参考:

『食材健康大事典』五明紀春 監修(時事通信社)

『栄養成分の事典』則岡孝子 監修(新星出版社)

うまい肉〜疲労回復に老化防止効果も! 牛・豚・鶏肉別「体にいい食べ合わせ」

 

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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