2013.04.02 Tue
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受けて終わりじゃダメ!

年に一回、健康診断を受けるワケ(5/6ページ)

●食事のバランスと運動で予防可能……血中脂質編

食事のバランスと運動で予防可能……血中脂質編

――会社の先輩が「中性脂肪の数字がヤバイんだ……」と落ち込んでいました。確かに先輩はちょっと太り気味。中性脂肪や悪玉コレステロールってよく聞くけど、一体どう「ヤバイ」のでしょう?

船津 血液中の脂質の状態を調べることで、動脈硬化の前兆を判断できます。代表的なのはLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、の3項目です。

中性脂肪……コレステロールとは異なる脂質の一種。体を動かすエネルギーとなります。アルコールや甘いもの、果物を取りすぎると数値が上がりやすい。数値が高すぎる人は膵炎(すいえん)に、低すぎる人は栄養失調に注意しましょう。

LDLコレステロール……血管壁に付着して、動脈硬化を促進するもの。悪玉コレステロールと呼ばれます。

HDLコレステロール……血管壁に付着したLDLを取り除き、動脈硬化を抑える働きがあるため、善玉コレステロールとも呼ばれます。運動することで数値を上げることができます。喫煙すると減りやすいという特徴も。

 

船津 体を動かすエネルギーにもなっている中性脂肪。エネルギーとして使われずに余ってしまうと、皮下脂肪や内臓脂肪になってしまいます。そのため、運動して中性脂肪を消費し、蓄積しないことが大切なのです。また、アルコールの影響を受けやすいため、健康診断の前日は飲酒しないようにしましょう。

中性脂肪とコレステロールはそれぞれ独立しています。中性脂肪が高いのにコレステロールは正常値だったり、その逆もありえます。しかしどちらも動脈硬化を引き起こしますから、注意をしてください。LDLコレステロール、HDLコレステロールの数値をコントロールすれば、動脈硬化、さらには心筋梗塞や脳梗塞を防ぐことができます。

――血液中の脂肪分が増える、という言葉の響きだけで良くないことなのがわかります。解消と予防法は、やっぱり食事と運動でしょうか?

船津 その通り。正常値を保つには、食べすぎないこと、運動不足にならないことが大切です。中性脂肪の高い人は、食後30分たったら、30分~1時間程度の軽い運動をすると良いですよ。特段ハードな運動をする必要はなく、ウォーキングやラジオ体操などで構いません。また、コレステロール対策にも糖尿病対策にも、筋肉があることが大事。筋肉があれば脂肪も糖分も燃えやすいのです。そういう意味でも日頃から運動することが大切。有酸素運動を中心に、ときおり筋トレなどの無酸素運動を交えて、筋肉をキープするといいでしょう。

 

>>血糖値をヒントに、糖尿病の前兆を見逃さないように!

 

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