2013.04.02 Tue
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受けて終わりじゃダメ!

年に一回、健康診断を受けるワケ(4/6ページ)

●プリン体の摂りすぎに要注意!……腎機能編

プリン体の摂りすぎに要注意!……腎機能編

――仕事が終わってビールと焼き鳥! これがあるからまた明日も頑張れる。でも、毎日ビールを飲んでいるこの体って大丈夫なんでしょうか?

船津 お酒の飲み過ぎは、肝機能だけでなく、腎機能にも大きな影響を及ぼします。腎機能では、尿素窒素、クレアチニン、尿酸の3つをチェックしましょう。どれも腎臓から排出される老廃物で、腎臓で処理しきれなかったものが血中を回っています。腎臓が悪くなるとこれらを処理しきれなくなり、排泄量が多くなり、値が上がります。

尿素窒素……体内のたんぱくが作られた後に出る老廃物のこと。

クレアチニン……筋肉が使われることで筋肉内のクレアチンが分解され、そのときに出る老廃物を指します。

尿酸……古い細胞が代謝されるときに生まれる老廃物。細胞の核に含まれるプリン体が分解されるときに作られ、腎臓でろ過され、尿に排泄されます。

 

――プリン体はビールやレバー、エビ、かつお、たらこなどに含まれるんですよね。摂りすぎはやっぱりNGですか?

船津 プリン体を摂りすぎると痛風になる可能性が出てきます。かつては“王様の病気”“贅沢病”とも呼ばれた病気で、外食が多い人などがなりやすかった病気。プリン体を多く含む食べ物やアルコールを過剰摂取することでなりやすい、関節炎です。食べすぎや飲みすぎ、肥満によって起こるため、こちらはメタボの一種と言っていいでしょう。さらには心臓病や脳梗塞を引き起こしてしまうこともあります。尿酸の血中濃度が高い人は、痛風の可能性がありますね。尿酸値が高いとほかの項目も異常値であることが多く、様々な病気を合併していると考えられるのです。

さらに、尿素窒素、クレアチニンの値からわかるのは、腎臓病。腎臓が正常に機能していなければ、腎不全、腎結石などになる恐れがあります。食事から影響を受けないため、メタボとの関係はありません。クレアチニンは筋肉質な人が多くなりがち。尿素窒素が異常値の場合は、腎臓病あるいは消化管出血の可能性も考えられます。

――腎機能の値が高い人はどうすればいいのでしょうか?

船津 尿酸の高い人は野菜をあまり食べず、肉ばかり食べる人が多い傾向がありますね。また、ほぼ肥満。そういう意味でもメタボの指針となるのです。野菜と水分を多く摂るようにしてください。

それからコーヒーには尿酸を下げる効果があるとされています。詳しい原因はわかっていませんが、コーヒーには抗酸化物質があるため、細胞を保護してくれるのでしょう。なるべく砂糖やミルクは入れずにブラックで、一日2~3杯を目安に飲めば問題ありません。胃が弱い人は、食後に飲むことをおすすめします。

 

>>こわーい突然死、血中脂質と大きな関係が

 

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