2013.02.04 Mon
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デキる男こそ、知って対策!

ビジネスマンのための完全風邪マニュアル(5/8ページ)

Day4
風邪が悪化したときの正しい療養法とは?

Day4 風邪が悪化したときの正しい療養法とは?

仕事が忙しくてストレスまみれの風引くん。当然、体調はまだまだ良くなりません。申し訳ないと思いつつ、同僚に仕事を少し引き継いで早退することに……。「とにかく暖かくして寝なさい!」「栄養取ってる?」「おでこに冷却シートを貼るといいよ」などなど、同僚たちからの温かいアドバイスに目頭が……。そっか、そうすれば風邪は早く治るんだ……ってそれ本当に正しいの?

 

なぜ熱が出るの?

熱が出るというのは、カラダがウイルスと闘っている証拠。風邪がひどくなったと考える人も多いかと思いますが、これはウイルスの増殖を抑えるごく自然な人間の防御機能とされています。なので、熱があっても辛くなければ無理に解熱剤を飲む必要はありません。通常の風邪では、最初の1日~2日ほど熱が出る場合があります。しかし高熱が長く続くことはなく、熱が上がっても38度未満であることが普通。自然と熱は下がるので、焦らずに安静にしておくことが第一です。ただし体が震えるほど悪寒がする場合は、風邪ではなく別の病気の可能性が。すぐに病院に行きましょう。38度以上の高熱が3日以上続いた場合は、風邪ではなくインフルエンザやほかの病気の可能性を考えましょう。

汗をかくと、熱が下がるのはホント?

「汗をかくと熱が下がる」とよく言われますが、ふとんを重ねたり、厚着をして寝て、汗をかいたからといって良くなるわけではありません。確かに汗をかくことで発生する気化熱が体温を下げることは事実です。しかし、熱はあくまでカラダがウイルスを退治しているという現象の1つなので、汗をかいただけで治るわけではないのです。熱が下がったのは汗をかいたからではなく、汗をかくころにはカラダがウイルスの増殖ををおさえこんでいて、熱はピークを越えているだけと考えたほうが良いです。

水枕や冷却シートの効能は?

患者さんの熱を下げる必要があるとき、医療の現場では3点クーリング(首、両脇、鼠径部を冷やすことで体温が下げられる)を行います。この3点には太い血管が走っているので、そこを冷やすと冷たい血液が体内を巡るからです。だから首を冷やす水枕も、熱を下げる効果があるとされています。

一方、おでこには毛細血管のような血管しかないため、冷却シートを貼っても解熱効果はありません。しかし、高熱で辛いときに冷却シートを貼ると、ひんやりして気持ちがいいですよね。お金がかかる以外は大きな害はないですし、気分が楽になるので無駄なことでもないでしょう。熱が上がるのは、ウイルスを増殖させないための体の防御機能。それほど辛くなければ無理に体温を下げる必要はありません。辛い時に解熱剤や水枕を使ってください。

風邪のときの正しい食事は?

風邪が治りやすい食事というものは明確にはありません。なによりも大切なのは水分をよく取ること。水やお茶を積極的に飲みましょう。熱に伴い水分の必要量は増しています。ただし風邪の間は、コーヒーを何杯も飲むことは控えて。

コーヒーには利尿効果があり、むしろ脱水になる可能性があります。また、総合感冒薬のほとんどに、解熱鎮痛(特に鎮痛)を目的としてカフェインが入っているので、過剰摂取となり、動悸や興奮といった副作用が出る可能性があります。

風邪を引いている間は食欲が落ちます。味覚が鈍ることもあるので、何を食べてもおいしく感じられないことも。 すりおろしリンゴを食べる習慣は、ビタミンCなどのビタミン摂取のためでもあるし、食べやすく消化に良い形状だから。おかゆを食べるのも、食欲がないときでも食べやすいため、そして水分を取れるからなのです。

お風呂には入らない方がいい?

風邪を引いたらお風呂に入らない、という考え方に根拠はありません。ただし湯船に入って肩までつかることは避けたほうが良いでしょう。体温をまたワンランク上げてしまいだるさが強くなることも。しかし体を清潔にすることは大切なので、シャワーは浴びたほうがいいでしょう。何日も体を洗わないでいても、臭くなるし早く回復するわけでもありませんよ。

抗生物質で風邪は治る?

勘違いしている人が多い説のひとつ。抗生物質は、細菌(感染症を引き起こす微生物の1つ)には効能があります。しかし風邪は、細菌ではなくウイルスの感染症。抗生物質を投与したからといって何の効き目もありません。医師に風邪だと言ったら抗生物質を出され、それを飲んだから治ったと思っている人もいるでしょう。よく「原因が分からないから、細菌の感染だったときのために一応抗生物質を出してしまう」という医師もいるのです。抗生物質には副作用も多い。安易に飲むことはむしろ危険なのです。

 

>>風邪に隠れている重篤な病気の見極め方

 

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