2013.01.07 Mon
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目指せ強い心の持ち主!

心を鍛えるお悩み相談室(11/12ページ)

心の余計なものを取り除いた先に、悟りがある

「心の強さ」は外にあるものではなく、自分の心の中に答えが隠されており、弱さを認めるのがその第一歩であると話す藤岡さん。弱さを認め、自分と向き合うためには、心の在り方を考える必要があるようです。

坊主バー マスター/藤岡善信さん

「誘惑に負けてしまったり、劣等感に苛まれたり、将来を思って不安になることも心の弱さと言えるかもしれませんが、これは“こだわり”とか“煩悩”など余計なものが心の周りについているのが原因で、それらがあると、物事を自分の間違った考えや価値観で見てしまいがちです。

仏教で一番大切にされているのは“正見”といって、物の真実をしっかり見極めることなのですが、そういう意味では、心の弱い人は正しい物の見方ができていない人を指すのだと思います。たとえば、仏教には“三法印”という教えがあります。これは“すべての物は移り変わることを指す『諸行無常』”“、”この世には自我などというものはなく、本当は無我なんだという『諸法無我』”“、”現世は地獄であって、すべて苦しみであるという『一切皆苦』”のことを指すのですが、“正見”をする上では、その3つを意識して周りを見ることが大切になります。多くの人がこの世は幸せに満ちあふれている、と考えがちですが、実はこの世は苦しみに満ち溢れています。そこに徹して、地獄の中にいるんだと思って生きると、ほんの些細なことにも幸せを感じ、新たなものの見方ができるとともに心の弱さを改善することもできるでしょう。

坊主バー マスター/藤岡善信さん

また、釈尊も話しているのですが、状況が悪くなろうが良くなろうが、変化に流されずに精進し続け、成長を続けることも大切です。どんなことであっても、その変化を受け入れて自分を磨き続ける。良い方に転がって天狗になって努力を怠るのもダメだし、悪い方に転がって自暴自棄になるのもダメで、ただ淡々と努力を続けることが重要になります。

その積み重ねが心の余計なものを取り除き、弱い自分と向き合えるようになることで、正しい物事の見方ができるようになるでしょう。もちろん、自分の心を見つめていれば迷いが生まれるものですが、迷いがあるから悟りがあるんです。そこを悩み抜いて乗り越えることで心の弱さを克服でき、一歩一歩『強い心の持ち主』に近づいていくのです」

 

>>強い心の近道は、自分を“愛すること”

 

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