2013.01.07 Mon
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目指せ強い心の持ち主!

心を鍛えるお悩み相談室(10/12ページ)

坊主バー マスター/藤岡善信さん

東京・四ツ谷に現役の僧侶(!)が働く一風変わったお店があります。その名もズバリ「坊主バー」。マスターを務めるのは、もちろんご自身も現役の僧侶である藤岡善信さん。僧侶が働いているお店ということもあり、お酒を飲みにくるお客様に悩み相談をされることも多いそう。

仕事や恋愛、人間関係まで幅広い悩みに応えてきた藤岡さんに、お客様との会話や仏教の教えを通じて培われた、強い心を持つための「自分との向き合い方」について教えていただきました。

心の強さは、気が狂うほど自分と向き合った先にある

坊主バー マスター/藤岡善信さん

「悟りを開く」「心を無にする」など、心との結び付きが強いイメージがある仏教。実際に仏教で「強い心」とはどういう「心」を指すのでしょうか。ご自身の体験を踏まえ、お話いただきました。

「私は学生時代ボクシングをしていて、リングの世界で何事にも動じない強さを求めていました。精神を鍛えるために、座禅を組んだり瞑想をしたり。その後、僧侶になってからも徹底的に鍛えて修行を積み重ねてきましたが、聖人や達人の話を聞くと、結局自分は凡人であると気付くわけです。

仏教では“内観”という言葉がありますが、自分を隠さずあるがままの姿を見つめていくと、どうしようもない自分が現れ、どんどん弱い部分が見えてきます。その弱さを認め、自分の中身を知り、真理を求めていく。それが心を鍛えることにつながっているのです。最近だと“自分探し”という言葉がありますが、自分とは外にあるのではなく、足元に転がっているもの。たとえ凡人であったとしても、そんな凡人の自分を知り尽くしていくのが本当の自分探しであり、それが強い心につながると思います。真理は偶然見つかるものではなく、探していくべきものなので、気が狂うほどその答えを求めて自分と向き合っていけば、そこには必ず答えがあるはずです。

自力で心と肉体を鍛えるのも大事ですが、『弱くても良い、弱くても生きていける』と気づけることも大切。浄土真宗の教えには『凡夫のままで良い、弱いお前だから救うよ』といった思想がありますが、そういった弱くても大丈夫という考えを持てるようになってはじめて、真の強さを得ることができるのだと思います」

 

>>心の余計なものを取り除いた先に、悟りがある

 

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