2016.08.03 Wed
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健康よりも美容? 働く男の美容と健康に対するコスト調査(1/1ページ)

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働く男は体が資本。どんな仕事も健康でなければ、ベストなパフォーマンスは期待できません。また仕事相手から信頼できるパートナーとして見られるためには、日々の身だしなみも欠かせないポイント。自分をよりよく見せる美容への配慮も、近年は当たり前になりつつあります。

常日頃、そんな課題を突きつけられている現代のビジネスマンたちは、自らの健康と美容のためにどのくらいお金をかけているのでしょうか? 「気が向いたらトクホ飲料を飲む程度で、ふだんあまり意識してない……」という人もいれば、「常にアンテナを張り、ある程度お金をかけて、最新のセルフメンテナンスを積極的に取り入れている!」という人もいるかもしれません。

今回は20~40代の男性ビジネスマンに、美容や健康にかけるお金について質問。あやふやだった出費も「月額」として算出してみることで、ちょっと興味深い結果が見えてきました

 

■ Q1. 現在、なんらかの美容対策をしていますか?

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まず、2位の「なし」32.7%から見ていきましょう。この数字を裏返せば、3人のうち2人は、何かしらの美容対策をとっていることに。ひと昔前の「男が身なりを気にするなんて恥ずかしい」という風潮と比べると、現代の男性には「美容に気を遣うのは当たり前」という価値観が芽生えつつあるのがわかります。

内容をみていくと、「ヒゲの手入れ」39.8%を筆頭に、ヒゲ剃りとセットともいえる「スキンケア」30.1%、ビジネスエチケットとして気になる「オーラルケア」22%や「デオドラント」20.4%……と、一般的に気になるテーマが僅差で並んでいます。

年代別に見ると、少し違った側面も見えてきます。恋愛市場に身を置き、ジェンダーレス時代に生きる20代男性が選ぶ美容対策は、スキンケアや脱毛など、見た目重視かつ中性的な要素が。30代は加齢臭やメタボ腹が心配になってくるのでしょうか、デオドラントやダイエットが増加。40代ではさらにその傾向は強まります。年齢とそれにともなう肉体の状態によって、とるべき美容対策も移り変わってゆく様子がみてとれます。

 

■ Q2. Q1で選んだ美容対策に、平均して月どのぐらいのお金を使いますか?

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月に平均すると「1,000円以上~2,000円未満」が最多の22.4%。1~3,000円未満を選んだ人の合計は73.7%。つまり「美容に関心はあるけれど、できるだけ低額で」という傾向があります。

とはいえ、月に1万円以上という人も少数ながら存在。ちなみに「3万円以上」と回答したのは20代。低所得にあえいでいるといわれる世代でも、出し惜しみせず美容に投資する人が一定数いるようです。

 

 

■ Q3. どのような美容対策にどのぐらいの金額をかけていますか?

 

「ヘアカラー(白髪染め)1,000円程度を月一回、髭剃り後のローション」(青森県:39歳)
「1,000円くらいの脱毛クリーム使用」(埼玉県:41歳)
「発毛剤とシャンプーで1万3000円くらい」(東京都:48歳)
「汗からの体臭ケア、ヒゲのシェービング、足のかかとケア等に月3,000円位」(東京都:38歳)
「400円くらいの洗顔クリームを月に一回買う。たまに400円くらいの鼻の毛穴パックを買う。2か月に一回、380円くらいの化粧水を買う」(静岡県:26歳)
「500円くらいのデオドラントボディペーパーを1カ月に1個、400円くらいのフェイシャルペーパーを1カ月に2個くらい買っている」(愛知県:43歳

 

Q2で判明した通り、男性が美容にかける予算は比較的低めで、ヒゲ剃り用品、デオドラント用品、発毛スプレーなどのアイテムをちょこちょこ分散的に買っている人が多いよう。ラインナップを見ていると、「必要経費」「最低限の身だしなみ」「現状維持」といったキーワードが浮かびます。メンズコスメが充実し、ドラッグストアなどで簡単に手に入るようになった分、衝動買いも多いのでしょうか。一方、サロンなどで大金を投資し、大胆な自分磨きに出る男性は少ないようです。

 

■ Q4. もしお金に余裕があればやってみたい美容対策はありますか?

 

「リンパマッサージ」(青森県:39歳)
「ライザップを体験したい」(北海道:46歳)
「歯のホワイトニングをしてみたい」(埼玉県:29歳)
「永久脱毛」(神奈川県:48歳)
「シミ取り」(岐阜県:37歳)
「もっと良質の食事をしたい。銀歯をセラミックにしたい」(沖縄県:35歳)
「育毛」(北海道:25歳)
「美顔器」(宮城県:38歳)
「鼻を細くしたい」(埼玉県:24歳)
「メンズエステに通って身体を引き締めたい」(東京都:43歳)
「脂肪吸引」(山口県:33歳)
「むだ毛処理や、時期が来れば育毛対策などしてみたい」(北海道:43歳)
「顔のピーリングをしてみたい」(愛知県:43歳

 

お財布事情というリミッターがはずれると、現状の地味な投資額とはうって変わって、大がかりな美容法が次々と挙がりました。脱毛から美容整形、脂肪吸引まで、女性顔負けの本格的な美容法や、歯のメンテナンスにホワイトニング、シミ取りやムダ毛処理という回答は、「どうにかしたい」と願いつつも、金額的にそこまで手が回らないという諦めモードの表れなのかも。

男性の美容に対する対策と投資額を俯瞰してみると、最低限の身だしなみをケアするための消耗品はコンスタントに買いつつ、思いきった美容法も興味はあるが、わざわざ大枚をはたくほどではない……といった実態が見受けられます。

それでは健康についてはどうでしょうか?

 

■ Q5. 健康管理のために、どんなことをしています?

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美容と同様、「なし」25.7%から逆算すると、4人に3人はなんらかの健康対策をとっており、美容よりはやや多めという結果に。

健康管理方法として一番多かったのは、忙しい中でもコンビニなどで手軽に購入し、実践できる「ヨーグルトなど特定の食品摂取」32.7%。次は堅実に肉体を鍛える「筋トレなどのトレーニング」26.5%、「特定のスポーツ」25.7%です。

続いて支持されているのは、ヨーグルト同様摂取するだけの「サプリ」17.7%や、スイッチオンするだけで花粉やハウスダスト、ウイルスの危機から身を守る「空気清浄機」16.8%など。移動を要するサロンでの施術や、マクロビなど実施に準備が必要な方法は選ばれにくい様子。年代を問わず働く男は忙しいので、スポーツを除いては、通常の生活上で実践できる身近なものから選ばれる傾向があるようです。そもそも、ニッチな健康法については、知る機会も少ないのかもしれません。

 

■ Q6. Q5で選んだ健康法に毎月どのぐらいのお金を使いますか?

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メインボリュームは「500円以上~1,000円未満」と、「1,000円以上~2,000円未満」の22.6%で、「0円」は14.3%。そして1~3,000円未満を選んだ人の合計は84.5%にものぼります。美容に対してかけるお金と比べると総体的に少ない印象です。お金をかけずに健康管理できるものなのか……気になる対策内容をもう少し深く聞いてみましょう。

 

■ Q7. どのような健康管理にどのぐらいの金額をかけていますか?

 

毎日のランニングをするだけなのでお金は不要」(青森県:39歳)
「サプリメントを飲んでいて、月に2,000円ぐらいの出費」(北海道:46歳)
「就寝グッズのレンタルで5,000円。定期健診で5,000円。」(東京都:48歳)
「空気清浄機のフィルターを2カ月毎に交換1,000円」(神奈川県:48歳)
「スポーツジムに8,000円ぐらい。プロテインに4,000円ぐらい。他サプリに3,000円ぐらい」(愛知県:37歳)
「毎日朝100円のヨーグルトを買っている」(東京都:24歳)
「腹筋ローラーを1,000円で購入、週に1回ほど黒酢ドリンクとアーモンドドリンクを買う。それぞれ250円と450円」(静岡県:26歳)
「青汁を月1,500円で買っている」(埼玉県:24歳

 

回答の数としては、走るだけ、歩くだけの、お金がかからない有酸素運動系を挙げる人が多数。トレーニングやスポーツは、肉体が成長している実感や、スポーツそのものに充実感があるため、健康管理のためとしてだけでなくオフタイムの余暇として、積極的に取り組んでいる人もいることでしょう。

総じて、美容対策に輪をかけて節約志向であることがわかります。それではお金があったらやってみたいことは?

 

■ Q8. もしお金に余裕があればやってみたい健康管理対策はありますか?

 

「いろいろなサプリを摂取したい」(青森県:39歳)
「管理栄養士の指導の下、バランスの良い食事をとりたい」(北海道:46歳)
「スムージーを飲みたい」(埼玉県:29歳)
「ライザップ」(岐阜県:45歳)
「全身マッサージ通い」(広島県:38歳
「パーソナルトレーナー」(大阪府:44歳)
「人間ドックに定期的に通いたい」(奈良県:44歳)
「たまにやるヨーグルト系を毎日するか、青汁もいいかなと考える」(北海道:43歳)
「脳ドックや肺ドックを受けてみたい」(愛知県:43歳

 

全体的には栄養バランスがとれた食事やサプリなど、食べ物を通して健康を維持したいという回答が多く、毎日食べるものが自分の体をつくっているという意識は男性にも浸透しているようです。

一方、カテゴリを横断してみてみると、「栄養管理士」「パーソナルトレーナー」「トータルジム」などのキーワードに、ある共通の要素がみられます。これらはいずれも、誰かから教えを請う類のもの。「定期的な人間ドック」なども、自分の健康状態がわからないゆえの選択。どうしたら健康になれるのか、自分に合っている健康法は何なのか、ふさわしい情報を得られていない印象を受けます。

本当に効果があるものから眉唾ネタまで、ありとあらゆる健康情報が錯綜する時代だからでしょうか。奇をてらった健康法は不人気で、その点、美容とは異なる堅実な姿勢が浮き彫りになりました。

 


 

アンケート結果からは、美容・健康ともに大きな投資をする人は少なく、低価格のものをやりくりして買う、といった消費行動があらわになりました。

健康よりも美容にかける金額のほうがやや高い傾向にあったのは、健康管理については運動や日々の食事の是正など、お金がかからない範囲でできることが多いのに比べて、美容についてはなにかのアイテムを使ってはじめて「ケアできている」という実感が湧くような……そんな心理も影響していそうです。

大金をかけたからといって美しく、健康になれるとは限りませんが、ルーティンのケアで結果を変えられないならば、思いきって方法を変えてみるのも。情報収集して模索することで、よりよい自己メンテナンスについて、理解も深まることでしょう。

 

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