2016.05.18 Wed
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一日三時間が平均? 働く男の集中力(1/1ページ)

 

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仕事は増えているのに残業は減らせと言われる昨今。そんなムチャな……とグチをもらす暇もなく、定時で効率よくタスクを終わらせることは、難易度の高い課題なれど、現代のビジネスマンに求められるスキルといえます。

限られた時間内で期待以上の成果をあげたい……そんな時にモノをいうのが集中力。しかし他者からの邪魔によってペースを乱されたり、早く終わらせたいのに一向に気分がのらないなど、思うように集中できない現実もあることでしょう。

働く男性は、毎日何時間ぐらい集中できているのか、自分自身で集中をコントロールできているのか、集中を邪魔するものは何か……。実態を問うアンケートを行いました。

 

■ Q1. 毎日集中して仕事に取り組めていますか?

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 「はい」が62%、「いいえ」が38%という微妙な結果になりました。ただし、個人の主観を問うものですし、中には1時間しか集中できていなくても「今日は集中できた」と感じる人もいれば、たとえ6~7時間集中できていてもあとの2時間が散漫だったため「今日は集中できなかった……」とネガティブにとらえる人もいそうです。

実際何時間集中できているのか、そのあたりを次の質問で。

 

■ Q2. 平均して一日に何時間ぐらい集中できていると感じますか?

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「1時間以上~3時間未満」が46.2%と最も多く、次いで「3時間以上~5時間未満」が30.4%。平均的な労働時間8時間に対して、集中できる時間は全体的にかなり短いことが分かりました。デスクに向かって集中できる環境なのか、そうでないかで結果は変わってきそうですが、「5時間以上集中できている」と答えた人はわずか13.3%という結果に。

「1時間未満」と答えた方も10.1%いらっしゃいます。人間の集中力には限界があるとはいえ……なんと1割もの人が、毎日1時間しか集中していないというのは、雇用者にとっては衝撃の事実かもしれません……。

 

■ Q3. 一番集中できる時間はいつですか?

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最も多かったのが「8~10時台」の32.3%。他者とのコミュニケーションが増え、時間の区切りをつけにくい午後と比べて、午前のまとまった時間は集中しやすいのか、この時間が最も票を集めました。その後は「14~16時台」20.9%、「11~13時台」20.3%と続きます。

「5~7時台」と「20~22時台」はともに3.8%。朝型勤務で同僚に差をつけるデキる男か? 早く切り上げたくて怒濤の追い上げを見せる残業組の底力か? わずかながら、世間一般とは違う時間に集中する人もいるようです。

 

■ Q4. 集中するタイミングを自分でコントロールできていますか?

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「はい」が56.3%、「いいえ」が43.7%で、「集中をコントロールできている」人の割合が若干優勢です。たとえば前述のとおり、「午前中に集中する」と、日課のように時間が決まっている場合はメリハリもつけやすく、「コントロールできている」という自信も湧いてきそうです。

逆に「コントロールできていない」人はどのような要因が考えられるでしょうか? 周囲からひっきりなしに邪魔が入る、プロジェクトのスケジュールがコロコロ変わる、そもそも仕事量が多すぎて効率よく回っていないといった外部要因からなのか、はたまたもともと集中力がない、気分屋、追い詰められないと集中できない性分……といった内部理由など、幅広い理由が考えられます。

 

■ Q5. どんな時に集中力を高めたいですか?

 

「締め切りが近い時」(神奈川県:42歳)

「ミスが許されない時」(栃木県:36歳)

「やることが多い時」(岐阜県:41歳)

「残業したくない時」(東京都:39歳)

「細かい作業の時」(神奈川県:48歳)

「緊急で重要な仕事をしている時」(奈良県:32歳)

「急ぎの仕事。今日中に完了させたい時」(埼玉県:41歳)

 

「現場の実務以外の、伝票処理のようなデスクでの作業をしている時」(秋田県:49歳)

「急ぎで精度の必要な仕事」(愛知県:46歳)

「急ぎで、今日中に仕上げないといけない仕事」(栃木県:41歳)

「その日一日の仕事の計画を立てる時と明日の仕事の計画を立てる時」(群馬県:48歳)

「自分ひとりに任された急ぎの大事な案件処理でミスが許されない時」(神奈川県:33歳)

 

 

全体的には「急いでいる時」や「締め切りが迫っている時」が多くありました。中にはわざと自分を追い込んで、意識的に締め切り効果を活用している人もいるかと思います。ただしこの「締め切り効果」に頼りすぎると、先延ばしがエスカレートしていって、ギリギリにならなければ集中できない体質になってしまう危険性もはらんでいます。

ほかには「ミスが許されない時」「やるべきことがたくさんある時」といった答えが見られました。仕事ならば原則どんなミスも許されないのですが、「この数字を間違うと大損害」といったココ一番の状況もありますよね。想定リスクが大きければ緊張度も高まり、自ずと集中力が高まるという経験は誰しもあるのではないでしょうか。

 

■ Q6. あなたの集中を一番邪魔するものは何ですか?

 

「他人の会話」(東京都:39歳)

「眠気 眠くなると交渉能力が落ちる」(大阪府:29歳)

「他人の笑い声。耳について気が散るから」(奈良県:32歳)

「同僚の社内恋愛の行動」(埼玉県:41歳)

「電話 メール」(愛知県:49歳)

「後輩からのどうでも良さそうな内容の確認。イライラさせられる。」(東京都:44歳)

「睡魔 運転中でも邪魔になる。体質」(香川県:38歳)

「他人がボールペンなどをカチャカチャ鳴らす音」(北海道:43歳)

「デスク作業中の電話。自分に直接関係ない要件の電話でも内容を確認して関係部署に取り次ぎするのがウザい」(秋田県:49歳)

「眠気」(北海道:35歳)

「店舗からの電話。1〜2回ならいいが、何度もかかってくると集中できなくなる」(北海道:35歳)

「思考というか心情の不安定さ」(静岡県:38歳)

「自分自身の仕事に対するモチベーション」(富山県:31歳)

「電話の着信です。携帯や会社の固定電話からの顧客からの電話ですね」(栃木県:41歳)

「睡眠不足」(神奈川県:36歳)

「仕事上の悩み。人間関係や仕事のミスなどが、頭から離れない時」(広島県:35歳)

 

「他人の会話」、「眠気」、「電話」がトップスリーに輝きました。これらへの対処法を考えてみましょう。

まず「電話」はたしかに集中を途切れさせますが、相手は仕事上大事な事項について確認するために掛けているわけだから、致し方ない面もありますね。次に「眠気」。これは集中以前に体調管理・睡眠環境の改善が必要です。

残るは「他人の会話」……これは組織で働くことそのものを問いかける、大きなテーマで捉えることもできます。在宅勤務など多様な働き方が認められている昨今、非効率になるのであれば無理に同じ空間で作業する必要はないのかもしれません。しかしそれはそれでちょっとさびしい気もします。打ち合わせだけでなく、何気ない会話から仕事の解決策が生まれたりするものです。ここはコミュニケーションによるプラスの側面と並べて考えたいところ。

また、ここは立場を変えて、自分が加害者となっていないかどうかを考えてみるのもいいですね。 たとえば「あの人に聞いた方が早いから」と、自分で調べもせず他人にばかり頼っていると、相手はたびたび集中を遮られ、内心うんざりしているかもしれません。また職場仲間とのコミュニケーションは盛り上がれば自然と声も大きくなり、周りへの配慮も薄れるもの。オフィスでの会話の量や内容、タイミングについて、今一度自省してみる必要がありそうです。

 

■ Q7. 集中力が切れそうな時、何をしていますか? 一番頻繁にしているものをお選びください。

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それぞれの選択肢が拮抗しています。集中力を取り戻すためのこれといった特効薬は存在せず、皆さん四苦八苦している様子が想像されます。

最多は「ドリンクを飲む」の22.2%。次いでは「何もしない」15.8%や「違う作業をする」15.2%が選ばれました。人間、どんなにがんばっても集中できない時はあるものです。注意力散漫なまま無理に進めてミスを出してしまうよりは、ひと息ついて、もっと単純な作業に切り替えてみるなども効率的ですね。

その場合、ふたつの仕事を同時に進めようとしないことも重要です。いわゆる「マルチタスク」は、「脳は複数のことに集中することができないため、結果的に非効率」として近年否定されることが多いですが、同時にやるのではなく切り替えるならば、「飽きずに取り組むことができる」といわれています。

 


 

日々、高い集中力を維持するのは簡単ではありませんが、目の前のタスクに集中できたあと感じる達成感や充足感は最高ですよね。この記事が、あなたの集中力を高めるヒントになれば幸いです。

 

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