2016.02.03 Wed
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「メタボ」の意味を説明できる? メタボリックシンドローム認知度調査(1/1ページ)

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「最近、ズボンがきつい。何とかしなければ……」と思っている人はたくさんいます。しかし、実際に“何とか”している人はどれくらいいるでしょうか。お腹まわりの脂肪は見た目にカッコ悪いのはもちろんですが、放って置けば健康面でも深刻な影響を及ぼします。

当たり前となった「メタボ」という言葉。すでに耳慣れた言葉ではありますが、実際のところどんな定義なのか、自信をもって答えられる人もそれほど多くないでしょう。20代~40代男性にメタボリックシンドロームについてのアンケートを実施しました。メタボの危険性や、自分かメタボかどうかについて知ることは、ベストな体型をキープするだけでなく健康の維持にもつながることでしょう。

 

■ Q1. メタボリックシンドロームについて、あなたはどの程度ご存知ですか?

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「メタボリックシンドローム」という言葉を知っている人は98.5%と、ほぼすべての人が認知している状態です。しかし「人に説明できる」は、わずか26.2%に留まりました。多くの人にとっては、“メタボ=太っている”という、ぼんやりしたイメージでしかないのでは。

メタボリックシンドロームとは内蔵脂肪型肥満を指し、その定義には以下のような診断基準が定められています。男性の場合は、腹周が85㎝以上(女性は90㎝以上)で、高脂血症・高血糖・高血圧のうち2つ以上に当てはまる人が、メタボ該当者とされています。そして腹周≧85㎝で、高脂血症・高血糖・高血圧のうち1つ当てはまる人は、メタボではないものの、「メタボ予備群」と認定されます。

腹囲が85cm以上になるということは、お腹の奥、つまり内臓のまわりに脂肪がついている可能性があります。内臓脂肪の細胞からは、高血圧、糖尿病、動脈硬化のリスクを高める複数の物質が分泌されています。動脈硬化が進むと、心臓発作、脳卒中などさまざまな深刻な病気へ発展するリスクが増大するため、メタボの状態が問題視されているのです。

 

■ Q2. あなたは自分をメタボだと思いますか? あなたの考えにいちばん近いものを選んでください。

■ Q2. あなたは自分をメタボだと思いますか? あなたの考えにいちばん近いものを選んでください。

「メタボだと思う」26.6%、「メタボではないが、メタボ予備群だと思う」34.4%、「メタボ予備群ではないが、常にメタボになりそうで心配」13.1%。合計74.3%の人が「自分がメタボにならないか」気にしている結果となりました。「メタボ」の定義を知る人は少なかったのに、心配だけは募っているようです。いや、漠然とした知識しかないからこそ逆に、不安が増すのかもしれません。

厚生省「2004年 国民健康・栄養調査」の年齢別データをみると、20代男性のメタボ該当者は予備群を合わせても約20%程度なのですが、40代になると急激に増加しています。さらにメタボ検診の対象年齢である40歳~74歳をみると、メタボ該当者は25.7%、予備群を入れると51.7%にも達します。やはり年齢を重ねるごとに基礎代謝が下がり、体に内臓に脂肪が溜まりやすくなりますから、年を経るごとに注意が必要だといえそうです。

 

■ Q3. あなたはメタボ検診を受けていますか?

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「会社の定期検診で受けている」は57%だったものの、「自主的に受けている」はわずか7%、「受けていない」人は35.9%もいました。定期検診がない人の受診度は低く、これはメタボに対する危険性がまだまだ世に知られていないこと、加えてメタボ検診が有料であることも、受診を遠ざける原因になっていると考えられます。

メタボ検診について簡単に説明しましょう。メタボ検診は、40~74歳(健康保険の場合、被扶養者含む)の国民健康保険・各健康保険組合・共済組合などの医療保険加入者が対象で、有料(自己負担)となっています。料金は自治体や組合によって異なりますが、0~3,000円くらいが目安です(一定の数値基準を満たしている場合は医療控除の対象)。

メタボを放置しておくと、先に挙げた心臓発作や脳卒中のほか、糖尿病を発症するおそれがあります。糖尿病とは高血糖により血行障害が出ている状態で、これに陥ると血液をろ過している腎臓に障害が出たり、下肢などの血行が滞ってしびれや麻痺、壊疽を起こしたり、眼底の血管が詰まって目に障害が出るなどの合併症のリスクが高まります。進行すると人工透析が必要になる、下肢切断や失明などの後遺症が残る、そして場合によっては死に至るケースもある恐ろしい病気です。

国が受診を義務づけているのに、有料というのは腑に落ちないかもしれません。しかし、メタボ検診で深刻な糖尿病が早期発見・早期治療でき、後々かかる医療費を抑えられる、と考えれば、納得がいくのではないでしょうか。

 

■ Q4. 自分の生活の中で、メタボの原因として思い当たることはありますか?

■ Q4. 自分の生活の中で、メタボの原因として思い当たることはありますか?

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、選択肢のすべてがメタボの原因となるものです。つまり、多くの人がいつメタボになってもおかしくない生活を送っていて、意識的に何らかの対策を立てておかないと、メタボ街道まっしぐら!ということです。

 

■ Q5. 生活の中でメタボ対策または予防をしていますか?

  ■ Q5. 生活の中でメタボ対策または予防をしていますか?

「運動量を増やす」が26.6%、「食事制限する」が22.7%となりました。どちらも根気と我慢を必要とする、ハードルが高い対策ではありますが、何とかメタボを阻止したいという強い気持ちがうかがえます。

一方「気にしているが何もできていない」は33.6%。「明日からがんばるから今日だけは……」の繰り返しになっている人は、耳が痛いですね。「気にしていないし何もする気はない」も18.6%。と、少なくない割合です。開き直った気持ちとは逆に、身体のほうは悲鳴を上げていた……なんてことになってはいないでしょうか。いま一度、自分の心身と向き合ってみることをおすすめします。

 

■ Q6. 生活の中で、具体的にどんなメタボ対策や予防をしていますか?

 

「週に1回の運動をする。夕食が遅くなった時は、量を減らす。階段を使用する」(静岡県:47歳)

「遅い時間の食事はしない」(北海道:38歳)

「昼食を低カロリーなサンドウィッチにしている」(千葉県:44歳)

「小腹が空いた時は菓子ではなく、リンゴを食べる」(島根県:31歳)

「食べ過ぎに注意しています。また肉製品よりも野菜・魚中心に食べるよう心がけています。運動ができていないのが大問題ですね」(東京都:49歳)

「酒の量を従来の10%まで削減。極力階段を使うようにしている」(千葉県:40歳)

「ストレスをためないように心がけている」(埼玉県:44歳)

 

食事に対する対策と、運動に関する対策が大半を占めました。

みなさんがすでに実践されているように、内蔵脂肪を落とすための理想的な対策としては、まず食事節制が有効です。原則は、カロリーに気をつけて、バランスのとれた食事を規則正しく摂るように。手はじめとして、外食時はごはんの量を「大」から「並」にするなどの、簡単なことからはじめることをおすすめします。

食べる量、カロリー、時間帯に加えて、食べる食材に気を配るのも食事対策のひとつです。たとえば白米やパンをたくさん食べる人は中性脂肪が増えて、血糖値も上がる傾向があるので、血糖値を安定させる効果がある食物繊維を多く含む、雑穀米や雑穀パンを食べるといいでしょう。ふだん口にするものを少しずつ見直し意識を向けることで、食事に対する考え方自体が変化し、体にいいものを自分から望んで摂取したいと思うようになれば、「カロリーダウンしなくては」という抑圧気味の意識から解放され、よりストレスなく食事管理ができるようになります。

食事管理に加えて、適度な運動を継続的に行えば相乗効果が期待できます。いきなり毎朝ランニングをはじめるのは難易度が高く、挫折してしまう危険性大。アンケートで多かった「階段を使う」のほか、通勤の際にひと駅前で降りて歩くなど、こちらもできることから少しずつ意識づけをしていく方が、結果的にいい結果を残せそうです。

 


 

今回のアンケート結果から、メタボを予防・改善するためのポイントを2つ挙げることができます。1つ目は、メタボを正しく理解し、健診を受けること。あいまいな知識しか持っていないために、危険性を直視せず健診を先のばしにするというケースが多くあります

2つ目は、できる対策からまず取り組んでみて、完璧を求めないことです。「気にしているが何もできていない」と答えた人の多さから、食事の節制や運動にプレッシャーを感じる人が多いのではと推測しますが、最初から完璧に行う必要はありません。Q6で述べたようにまずはストレスがかからない内容で、マイペースに行うことを心がけてください。メタボを防ぎ、キレのあるオトコを目指しましょう!

 

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