2016.01.13 Wed
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読書の達人に聞いた! 作家たちの不摂生列伝 ~偉大なる反面教師に学ぶ健康論~(1/4ページ)

読書の達人に聞いた! 作家たちの不摂生列伝 ~偉大なる反面教師に学ぶ健康論~

 

Men’s HOLOSがこれまでに何度かお届けしてきた「健康本特集」。どれも働き盛りの男性にとって有用な“健康生活のススメ”を説く実用書でしたが、今回は趣向を変えて、純然たる文学作品にしぼり込んだ「健康本特集」をお送りします。

文学作品で健康特集? そうですよね、たしかにミスマッチ。実用書のようにすぐに試せる健康ハックこそない代わりに、文学作品や小説には感情移入しやすいストーリーがあります。主人公をはじめとした登場人物はもとより、時には作家そのものの物語にのめりこむからこそ得られる気づき。

「あの主人公の発想法は仕事にも使えそう!」「悪役ながら、彼の語り口はコミュニケーション術として参考になる……」

同じように、健康に関する気づきも得られるのでは? これが本企画の趣旨です。選書は、さまざまな形で人と本が出会う新たな本のあり方を提案している「book pick orchestra」代表の川上洋平さんにご協力いただきました。川上さんが選んだテーマは「偉大なる反面教師」! なんと、逆説的な健康特集になりました。不摂生を極めた主人公(著者)が登場する3冊に描かれる「偉大なる反面教師」たちは、私たちに何を気づかせてくれるのでしょう?

 

<川上さんによる選書の方針>

「Men’s HOLOS読者のみなさんは、仕事で忙しい毎日を送りながらも、自己管理の一環として健康にも気を配っていることと思います。しかし、多忙極まると健康は二の次になりがちです。時には健康維持に資する手間を「めんどくさい」と感じてしまう瞬間もあるのではないでしょうか。

 

今回は、もし健康管理を怠ったらどうなるか、それを率先して体現してくれた「反面教師」たちが登場する作品を選びました。そこには書き手である作家の生き様が生々しく投影されています。そもそも作家というのは、酒とタバコをこよなく愛し、徹夜で頭をかきむしりながら原稿に向かう……といった不摂生なイメージがありますよね。実際、不摂生な作家は多いですが、今回はその中でも、タイプと年代が異なる3人の作家、チャールズ・ブコウスキー、中島らも、阿佐田哲也のお三方を選出させていただきました。

 

彼らが描き出した「反面教師」たちを見ることで、不摂生になりかけている方には「こうなってはいけない」と感じていただき、不摂生に憧れのある方には、彼らの破天荒ぶりを見て「こうはなれない」と悟っていただければ幸いです。また主人公(著者)や周囲の人々から、思いもよらぬ人生の気づきを得ることもあるかと思います。そして何より、読み物としておもしろい作品を選ぶよう心がけましたので、不摂生を極めた無頼派の生活をバーチャル体験するつもりで、気軽に読んでみてください。多忙な日々を乗り切る、一服の清涼剤となりますように」

 

book pick orchestra 川上洋平

監修:book pick orchestra 川上洋平

ブックセレクター。さまざまなメディアでの選書企画に携わる他、図書館や文学館、美術館での本の企画・選書・ワークショップをはじめ、新宿HAPON、南青山FAROなどでの本を使った空間作りなど、本を選ぶだけに留まらず、さまざまな場所で人が本と出会う体験をデザイン・企画している。
book picko rchestra

 

 

【目次】

>>>酔いどれ詩人が描く若き日々 その日暮らしの泥沼ニート生活

>>>お酒を飲む人・飲まれる人すべてに警鐘を鳴らす アル中文学の真骨頂

>>>日本にあの“不健康な遊び”を広めた無頼派 歳をとった後に向かうのは……

 

 

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