2014.04.10 Thu
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仕事のストレスを解消する! 脱・自分を苦しめる10の常識⑥

「努力をしなくてはいけない」(1/1ページ)

仕事のストレスを解消する! 脱・自分を苦しめる10の常識⑥/「努力をしなくてはいけない」

 

OKラインメンタルトレーナーとして活躍する森川陽太郎さんに聞く、仕事のストレスとの向き合い方。ヒントは「ストレスを受け入れる」「自分の幸せと仕事を結びつける」こと。それらを邪魔するのが”自分を苦しめる10の常識”です。この連載では、その常識を裏切り、ストレスと正しく向き合うための”非常識メンタル術”を提案します。今回紹介する、苦しめている常識は「努力をしなくてはいけない」

 


 

日本人は努力好きで、努力をしないで結果を得ることに対して罪悪感が強い人が多いような気がします。スポーツ選手に「1か月後に試合がある。1回も練習しないで勝つのと、毎日すごい苦しい練習をして試合に負けるのと、どっちがいい?」と聞くと、意外にみんな、苦しんで負けるほうがいいと答えるのです。ワールドカップの決勝でも同じことが言えるか、というとそうではありません。きっと手段は問わず、勝つことだけを求めると思います。努力をすることが勝利につながっているように見えて、勝利に対しての渇望が薄かったりします。本当に勝たなければいけない状況であれば、努力の量ではなく結果を導くための最良の手段を選ぶはずです。

努力をして何を得ているのか考えてみてください。結果に結びつくのが本来の姿で、努力したこと自体に満足していたら、それは結果が出なかった時の予防になってしまいます。努力をすることは大切ですが、どこで満足感を得るかが重要です。

「結果が出せないから努力する。」「努力をしたならば仕方ない。」という考え方では、2時間じゃダメだから5時間にと、努力の量で満足感を得ようとしてしまいます。そうではなく、結果のためにする努力とは、2時間やっても5時間やってもダメだったら10時間にするのではなく、1時間にしてもいいし、量ではなく質ややり方で考えてみるということです。最大限の努力で最大限の結果を得ようとするのではなくて、最小限の努力で最大限の結果を出すという方向に持って行けるかどうかが、とても大事になります。結果を出すために必要なことだけをやるからには「努力をしなくてはいけない」という常識は邪魔になってくるのです。結果と努力がちゃんとつながっているかどうかを見極めましょう。そこがつながっていないと努力することにこだわり続け、結果が出ていないのに「自分の努力がたりないからだ、もっと努力しなきゃ」「ああまだ足りなかった、もっとやる」と、いつまでも自分の実力を受け入れることができなくなってしまいます。

努力自体が悪いわけでも、努力自体がストレスになるわけでもありません。努力と結果がつながっていて、結果を得るための努力であれば問題ないのです。努力する日々が苦しければ、それがなんのための努力か、今一度考えてみてください。努力をすればいい、というものではなくあなたにとって最善の方法が見つかると思います。

 


 

次回の”自分を苦しめる常識”は「自分は恵まれていると考えなければいけない」

 

<仕事のストレスを解消する! 脱・自分を苦しめる10の常識>

「ポジティブに物事を考えなくてはいけない」 「嫌いな人のいいところを見つけて好きになろうとしなくてはいけない」 「ストレスをなくさなくてはいけない」 「愚痴を言ってはいけない」 「みんなと仲良くしなきゃいけない」

「努力をしなくてはいけない」 「自分は恵まれていると考えなければいけない」 「人と争ってはいけない」 「自分を天才だと思ってはいけない」 「あきらめてはいけない」

 

 監修 森川陽太郎(もりかわ・ようたろう)
株式会社リコレクト代表取締役/OKラインメンタルトレーナー
1981 年東京生まれ。元サッカー選手。スペインやイタリアでプレー。その後心理学やメンタルトレーニングを学び、27歳で株式会社リコレクトを設立。「OKラインメンタルトレーニング」という独自のトレーニング方法を展開。様々なスポーツの日本代表選手をサポートし、ミス・ユニバース・ジャパン講師や大手企業研修など多方面で活躍中。
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