2014.04.03 Thu
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仕事のストレスを解消する! 脱・自分を苦しめる10の常識⑤

「みんなと仲良くしなきゃいけない」(1/1ページ)

仕事のストレスを解消する! 脱・自分を苦しめる10の常識⑤/「みんなと仲良くしなきゃいけない」

 

OKラインメンタルトレーナーとして活躍する森川陽太郎さんに聞く、仕事のストレスとの向き合い方。ヒントは「ストレスを受け入れる」「自分の幸せと仕事を結びつける」こと。それらを邪魔するのが”自分を苦しめる10の常識”です。この連載では、その常識を裏切り、ストレスと正しく向き合うための”非常識メンタル術”を提案します。今回紹介する、苦しめている常識は「みんなと仲良くしなきゃいけない」

 


 

経験が少ない若い世代に顕著なのですが、みんなとつながっていることが自分の自信になっていることがよくあります。自分に自信が持てないから、みんなと仲良くできていることで満足感を得ているのです。だんだん仕事で自立してきたり、経験を重ねていくと「別にみんなと仲良くする必要ないのかな」と思えるのですが、心の中で「この人とは仲良くできる」「この人は嫌いかも」と思えていても、「みんなと仲良くしなきゃいけない」という常識に縛られてしまっている人が多くいます。

みんなと仲良くしなくてはいけないと思いこむことで、選択することをやめてしまう弊害が起きています。みんなと仲良くすることは一見アクティブに見えるけど、実は「誰とでも」という状態ですごく受け身なことです。きちんと自分で選択していかないと、相手次第でストレスがかかってきてしまいます。みんなと仲良くしようと思っているのに、相手に嫌われると「自分だってあまり好きじゃないのに、がんばって仲良くしようとしてるのになぜ?」とストレスが溜まってしまいます。相手が自分のことをどう思うかなんてわからないのに「みんなと仲良くしなくてはいけない」という常識の中にいるとそれすら忘れてしまい、コントロールできないものを無意識にコントロールしようとして、ストレスがかかってしまうのです。

以前に自分の感情は無意識に湧いてくるものだとお話ししました。自分の感情、他人の感情、他人の思考、他人の言動や行動などはすべてコントロールできません。自分の思考と行動だけはコントロールできるので自分も好きになろうと努力することはできますが、この状態ではもしグループの中で少しでも人間関係がギクシャクしたら、自分の落ち度を探し始め、自己否定にとらわれてしまう可能性もあります。

きちんと好きな人、仲良くしたい人を選択して、たとえ嫌われていても、その人と仲良くしたいと自分が選んでいれば、一方通行な状態で自己否定に陥ることはありません。和を重んじているつもりが、周り次第の自分になってしまっていないか、たまに見つめなおす時間をつくってみてください。

 


 

次回の”自分を苦しめる常識”は「努力をしなくてはいけない」

 

<仕事のストレスを解消する! 脱・自分を苦しめる10の常識>

「ポジティブに物事を考えなくてはいけない」 「嫌いな人のいいところを見つけて好きになろうとしなくてはいけない」 「ストレスをなくさなくてはいけない」 「愚痴を言ってはいけない」 「みんなと仲良くしなきゃいけない」

「努力をしなくてはいけない」 「自分は恵まれていると考えなければいけない」 「人と争ってはいけない」 「自分を天才だと思ってはいけない」 「あきらめてはいけない」

 

 監修 森川陽太郎(もりかわ・ようたろう)
株式会社リコレクト代表取締役/OKラインメンタルトレーナー
1981 年東京生まれ。元サッカー選手。スペインやイタリアでプレー。その後心理学やメンタルトレーニングを学び、27歳で株式会社リコレクトを設立。「OKラインメンタルトレーニング」という独自のトレーニング方法を展開。様々なスポーツの日本代表選手をサポートし、ミス・ユニバース・ジャパン講師や大手企業研修など多方面で活躍中。
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