2014.03.14 Fri
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

自炊で実現! リア充レシピ

たまの休日に時間をかけた料理でリア充アピール(3/3ページ)

 「自家製塩豚のポットロースト」をリッチに撮ってシェアされよう!

「自家製塩豚のポットロースト」をリッチに撮ってシェアされよう!

肉の仕込みを含めると2日がかりの大作“自家製塩豚のポットロースト”がついに完成! カナ先生との実習を思い出しながら慎重に取り組んだ甲斐あって、イメージどおりのゴージャスなでき映えになりました。しかし、現実充にとっての本番はむしろここから。例によってSNSで“リア充”っぷりをアピールするための写真撮影が完了するまでは、ゆっくり味わうなんてもってのほかなんです! 「このリッチ感を伝えるにはどうすれば?」。スマホを片手に料理のまわりを右往左往、ネットの海をサーフィンしながら試行錯誤を続ける現実充。ようやく彼が探り当てた撮影のツボとは……。

 

【いいね! がもらえる撮影ポイント その1】
主役を引き立てるワンポイント

調理時に残していた生のローズマリーを1本手に取り、塩豚の上に。まるで花を生けるかのごとく、繊細に配置を調整します。これはカラーコーディネートに欠かせない「差し色」というテクニック。今回の料理のように茶系色の強い一皿には、彩りを残した生のローズマリーの鮮やかな緑色がアクセントになりました。マスタードソースに塩豚、じゃがいもと基調の茶色を引き締め、際立たせてくれます。

 

【いいね! がもらえる撮影のポイント その2】
追いソースで写真に動きを与える

「何かが足りない」。そうつぶやいた現実充は、再びマスタードソースを手に取り、料理の上に豪快にかけながら、その瞬間を収めようと試みました。これもまた、料理をおいしく見せるためのテクニックのひとつ。写真という時を止めた世界に「動作」を加えることで臨場感が生まれ、できたての料理がもつ温かさや香りを表現したのです。片手にスマホ、もう片手にソースをのせたスプーンを構えれば準備万端。撮影のコツは、連写と集中力。動きのある対象を撮影するには、アクションを起こす直前から連続でシャッターを切り、ここぞという瞬間を見逃さないようにぐっと集中力を高めましょう。

 


 

調理、撮影、SNS投稿と全力を使い果たしたのか、ちょっとぐったりした様子の現実充。そんな彼をねぎらうかのように、スマホには続々とSNSからの通知が届きます。“いいね!”の数は過去最多に達しそうなペース。コメントにも「凝ってる!」「時間かかったんじゃない?」「こんな料理つくれるんだ?!」など、感嘆の声のオンパレードです。“リア充”アピール成功で元気を取り戻した現実充は、自作の“自家製塩豚ポットロースト”をお供にワインで祝杯をあげることにしました。

ほろ酔い気分になったころ、新たに1件のコメントが。「またお褒めの言葉かな?」とニンマリスマホを開く現実充でしたが、その内容は酔いも笑顔も吹き飛ぶ破壊力。「うまそうだね。誰と食べてるの?」。……返す言葉の見つからない現実充は、おもむろにスマホの電源を切り、「あーおいしいなー!」と、虚しい言葉を部屋に響かせながらひとり食べ続けるのでした。

 

管理栄養士・フードコーディネーター 北嶋佳奈

[プロフィール]
管理栄養士・フードコーディネーター 北嶋佳奈

 

1987年生まれ。フリーペーパー『R25』での連載のほか、美容・ダイエット系レシピ開発、栄養系コラム執筆、飲食店メニュー提案など幅広く活動中。また、都内で料理教室「haleaina(ハレイナ)」を不定期で開催している。著書に『デパ地下みたいなごちそうサラダ2』(宝島社)など。

 

撮影/高橋恵理

 

<現実充のリア充アピールテクをもう一度チェック!>

簡単コンビニレシピで深夜帰宅でもリア充アピール

二日酔いも解消する爽やか朝メシでリア充アピール

女子社員も注目するお弁当男子ぶりでリア充アピール

 

■オススメ記事はコチラ 

 

     

【メンズホロス】produced by リーブ21 TOP

ページTOPへ