2013.11.08 Fri
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カラダが欲する健康スポット選

登って心身を鍛えぬく! 日本全国神社仏閣石段登りチャレンジ3選(4/4ページ)

出羽三山神社/山形県鶴岡市

出羽三山神社/山形県鶴岡市

月山、羽黒山、湯殿山からなる山形県の出羽(でわ)三山。資料によると、その起源は1400年ほど前、聖徳太子の時代にまで遡ります。蘇我氏に殺害された崇峻(すしゅん)天皇の息子・蜂子皇子(はちこのおうじ)が、蘇我氏から逃れるために丹後(現在の京都府宮津市)から日本海を通り山形まで辿り着き、出羽三山を開きました。それから現在まで修験者の修業の場として信仰されています。

出羽三山のひとつ、蜂子皇子が登ったとされる羽黒山の表参道には、日本有数の石段があります。全長約1.8キロ、段数はなんと2446段(!)にもおよびます。この石段は、羽黒山の第50代別当・天宥(てんゆう)法印によって築かれたもの。石段参道が整備される以前の参道は赤土で水はけが悪く、雨がふるたびに足元が悪く参拝者がとても苦労したそうです。天宥が羽黒山を再興し始めた江戸時代初期に、先の金刀比羅宮同様に参拝者が急激に増え、13年ほどかけて石段が整備されました。

どんなに頑張って歩いても、片道1時間はかかるであろう羽黒山の石段。その両脇には、国の特別天然記念物に指定されている杉並木が続いています。なんと雪が積もるまでは登っているという強者の職員さんもいらっしゃるそうです。山道で四季折々の美しい景色を楽しめるとはいえ、毎日2000段以上の石段を登る生活は、想像もつきませんね……。

かの松尾芭蕉が『奥の細道』のなかで「有難や雪をかほらす南谷」という俳句を詠みました。松尾芭蕉は天宥と同じ時代を生き、参道の脇に植えた杉の木が、今ほど大きくなかった頃に羽黒山を訪れています。この句は、月山に残った雪が風に吹かれて、羽黒山で涼しい風が感じられた、という状況を詠ったものだと言われています。松尾芭蕉も歩いたかもしれない石段を、歴史の流れを感じながら登ってみませんか?

 

出羽三山神社/山形県鶴岡市

[インフォメーション]
出羽三山神社

 

山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
TEL:0235-62-2355
FAX:0235-62-2352
公式ウェブサイト

 


 

自分の人生と重ねあわせて登るもよし、ひたすら段数を数えながら登るもよし。登りきった先にはなにがあるでしょうか? 少なくとも、最後まで登り切った達成感と、素晴らしい景色があることは間違いありません。

日々の出勤、出社時のエレベーターやエスカレーターに慣れきってしまった体には少々キツイかもしれませんが、2013年もあとわずか。今年一年の自分を振り返るために、一段一段、踏みしめて登ってみてください。

 

気になる石段登りスポットをもう一度チェック!

 

>>愛宕神社/東京都港区
>>金刀比羅宮/香川県仲多度郡琴平町
>>出羽三山神社/山形県鶴岡市

 

※この記事は2013年11月現在の情報です。ご利用の際は事前にホームページ等でご確認ください。

 

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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