2013.02.26 Tue
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先生教えて! 恋の健康講座

恋をしている時に体調を崩さないのには理由があった!

免疫力のカギを握るのは、バランスの取れた「自律神経」

「恋愛中は風邪をひきにくい」という噂を知っていますか? 眉ツバのようなこの説、どうやら根拠があるらしいのです。彼女にお見舞いに来てもらうという一大イベントができないじゃないか! という意見はさておき、この噂を医学的見地に基づいて考証していただきました。教えてくれるのは、遺伝学と免疫力の研究をしているスペシャリスト、埼玉医科大学免疫学教授の松下 祥先生です。そもそも恋愛中って、体になにが起きているのですか?

先生教えて! 恋の健康講座/恋をしているときに体調を崩さないのには理由があった!

「風邪をひきにくいということは、免疫力が高まっているということ。そこで免疫力と恋愛の関係を考えていきましょう。ポイントとなるのは、内臓の動きを司っている自律神経。この自律神経は、免疫力の質と量を支配する大事な機能を持っています。自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスで成り立っているもの。緊張、ときめき、忙しい時などには交感神経が働いている。逆にリラックス、癒し、満足感を感じている時などは副交感神経が働く。緊張とリラックスのどちらも、自律神経にとってなくてはならないものなんです」

自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスよく保たれている時に正常に機能する、ということですね。でも、常にリラックスしているほうが体には良さそうな気もしますが……。

「そもそも交感神経と副交感神経とは何をする神経系なのか。副交感神経が働くと免疫細胞がつくられる。その細胞は、交感神経によって骨髄から粘膜やリンパ節などの末梢にまで運ばれていきます。副交感神経だけが働いても、細胞が生まれるだけで運ばれていかない。逆に交感神経ばかりが働きすぎると、今度は細胞が枯渇してしまいます。そういう意味で、交換と副交感のバランスが大切なんです」

ちなみに、交感神経が働く時間帯と、副交感神経が働く時間帯というのもあるそうです。午後3時前後が最も交感神経の働く時間。その12時間後である午前3時前後は、副交感神経が働いている。日中に忙しく動き、夜はゆっくり眠るという日内リズムを毎日繰り返すことも、自律神経にとって大切というわけ。昼夜逆転している人、生活リズムが整っていない人などは注意が必要です。

ところで松下先生、仕事で神経を張り詰めている間は風邪をひかないのに、多忙な時期を抜けると途端に体調を崩してしまう人がいます。忙しくしていれば風邪をひきにくいのなら、リラックスする必要はないのでは?

「忙しい時期ほど風邪をひかないというのは、交感神経の働きです。緊張状態が続くと、交感神経によって免疫細胞が末梢まで総動員される。それはもちろんいいことですが、永遠には続きません。副交感神経を働かせて細胞をつくらないと、枯渇してしまいます」

緊張とリラックスを、適度な間隔で、交互に行う必要があるというわけですね。

 

>>ドキドキとリラックスの繰り返し=恋愛は理想的な健康法!

 

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