2014.06.02 Mon
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吸いたい気持ちをリセット! ビジネスマンの“デキる”禁煙方法

第五回 喫煙習慣であなたの「しあわせ」が奪われる?(3/3ページ)

気づいたタバコのロジックから、自分と周りを見つめなおす

気づいたタバコのロジックから、自分と周りを見つめなおす

――この問題はいろんな場面に当てはまりそうです。

磯村:お酒の席のタバコも関係してきます。普段はほとんど吸わない人が飲み会では何本も吸ってしまう。これは「消えない回路」の影響もありますが、飲み会での楽しさ、満足感を得にくくなっていることが考えられます。お酒やつまみのおいしさや、会話の楽しさだけではドーパミンの出が足りず、タバコを吸ってニコチンの作用を効かす。しかし効き目は長続きしないので二本目、三本目と吸ってしまうのです。

朝起きて一服、にも明確な理由があります。寝ている間は、当たり前ですがタバコを吸えませんよね。夜寝ている間にニコチンの効果は切れてしまいます。ひどい人だと、起きて五分以内に吸い始める方もいるくらいです。この状態を繰り返せば、「さわやかな朝」はどんどん遠ざかるでしょう。それどころかニコチン切れの影響で、頭の重さ、体のけだるさが取れなくなってしまうこともあるでしょう。

――食後の一服なんか特にそうですが、感じている楽しさやしあわせをさらに膨らませるものだと思ってました。でもよく考えると、なければないで平気なはずですよね。

磯村:そうなんです。ここまでで何かしら、気づきを得てくれていると思いますが、その気づきで、今や過去の喫煙習慣を見返してみてください。なんとなく吸っていた時期や、何かにつけタバコに頼っていた時期、その理由にあてはまる気づきもあることでしょう。

そしてここでお話したタバコのロジックがわかっている状態では、周りの見え方も変わってきます。これはリセット禁煙の実践にもつながる考え方です。飲み会の席で、普段吸わない人がタバコを吸い始め、二本、三本と吸う様を見れば、ドーパミンを補充してるんだなと考えることができます。普段は吸わずにいられるのに飲み会だとどうしても吸ってしまう、という人でも、「止まらない回路」のことを知っていれば、踏みとどまれるのではないでしょうか。

依存症ではみなそうなのですが、やめようと思った時、やめることとやめないことを天秤にかけます。その時の判断材料次第です。リセット禁煙の考え方は、やめるほうの皿のおもりになってくれるのです。

 


 

いよいよゴールが見えてきたのでは。気づきの積み重ねがどう禁煙を後押ししてくれるのか、ご理解いただけたと思います。理解が深まり、それを自分や周りの人のこととして考えられるようになれば、もう半分は成功したようなもの。このあとは、もう一度確認したい「おさらい」ポイントと、いざ実践の時の注意点などをお送りする予定です。

 

<さあ禁煙に取り組もう! 気になる内容をもう一度チェック!>

>>喫煙習慣で「しあわせ」を感じにくい体になってしまう?

>>気づいたタバコのロジックから、自分と周りを見つめなおす

 

連載インデックス 第一回 意思の強さでは禁煙できない? 禁煙の本質とは 第二回 吸いたくて止まらない回路とは? 断つべきは習慣ではなく欲求 第三回 ここがヘンだよ、その禁煙方法? 喫煙依存の恐ろしさ

第四回 タバコで解消できるストレスはタバコによるストレスだけ! 第五回 喫煙習慣であなたの「しあわせ」が奪われる? 第六回 仕事と喫煙、吸いたい理由を知ることの重要性 第七回 リセット禁煙の仕上げは「やってみる」こと

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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