2014.06.02 Mon
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吸いたい気持ちをリセット! ビジネスマンの“デキる”禁煙方法

第五回 喫煙習慣であなたの「しあわせ」が奪われる?(2/3ページ)

喫煙習慣で「しあわせ」を感じにくい体になってしまう?

喫煙習慣で「しあわせ」を感じにくい体になってしまう?

―――前回お話いただいた、タバコによる一種のマッチポンプ状態。あの話だけで脱洗脳はもう十分なんじゃないかと思いました。

磯村:実際そういう人もいますよ。気づける人は早く気づけて、そしてやめられる。でもまだお話しすることはありますので(笑)。

――そうですよね(笑)。喫煙者が禁煙をためらう理由のひとつとして、喫煙による良い思い出というか、体験があると思うんですよ。たとえば食後の一服とか……。

磯村:人はしあわせを感じた時、脳内報酬系と呼ばれる神経回路からドーパミンという物質が分泌されます。聞いたことある方もいるでしょう。食事や金銭的報酬、魅力的な異性との出会いや家族団らんなど、その理由はさまざまです。前回の内容を思い出してください。ニコチンは、これら脳波を活性させる神経伝達物質を無理やり活性化させるんでしたよね。

――ということは……。

磯村:繰り返して強制的にドーパミンを発することにより、ニコチンがない時の動きが鈍くなってしまいます。代償性感受性低下という、専門的な呼び名もあります。喫煙者と非喫煙者のドーパミンの反応を比べると、喫煙者の脳のほうがドーパミンの反応が弱いこともわかっています。

ドーパミンはしあわせや安らぎを感じた時の反応で分泌される物質です。その反応が弱まっているということは、日常生活においてニコチンがないと、それらを感じにくくなってしまうのではと、私は考えています。この部分はまだ、科学的には解明されていませんが、それぞれの性質を考えると大いにありえるかと。

――前回の脳波の例のように考えるとニコチンがない時にしあわせを感じにくくなっていたとしたら、ニコチンを得た時の強制的なドーパミン反応が、しあわせを感じるために必要になってしまうのですか……。

磯村:食後の一服を考えてみましょう。タバコを吸わない人、吸ったことがない人はおいしい食事を終えたあと「ああ、おいしかった」とドーパミン反応があり、それで十分ですよね。きっと長年喫煙している方も、子供のころはそうだったはず。しかし喫煙者はどうでしょう。どんなにおいしい食事をしても、食後の一服を求めていませんか? 食後に「あの料理がおいしかったね」などとゆったり過ごすこともなく、禁煙の店内から出て「ちょっと一服してきます」、思い浮かびますよね。ドーパミンの反応が鈍くなったことで、しあわせや喜びがタバコ抜きでは完成しにくい脳になってしまっているのです。

 

>>気づいたタバコのロジックから、自分と周りを見つめなおす

 

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