2014.05.26 Mon
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吸いたい気持ちをリセット! ビジネスマンの“デキる”禁煙方法

第四回 タバコで解消できるストレスはタバコによるストレスだけ!
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タバコで解消できるストレスはタバコによるストレスだけ!

タバコで解消できるストレスはタバコによるストレスだけ!

――気づかないうちに脳波が弱まる……いよいよ恐ろしくなってきました。

磯村:抑制作用で平時の脳波が遅くなると、即効作用の効きが分かりやすくなるのはわかりますよね? 抑制作用が効いて脳波が遅くなっている時にタバコを吸うと、即効性の作用が効いてまた速度が上がる。なんとなくダルく感じていたような気分がスッと晴れる瞬間です。遅くなっているのには気づかないんだから、タバコを吸うとスッキリする、頭の回転が良くなると勘違いしてしまうのも理解できます。

――これって……マッチポンプじゃないですか。

磯村:これが、自分の意思と関係なくタバコが吸いたくなる理由です。

――この仕組み、知らなかったら本当に気づく機会すらないですね。

磯村:脳波が遅くなることに気づきにくいのはもうひとつの問題を抱えてるんです。手持ち無沙汰になるとか、けだるさを感じることは一種のストレスなのですが、これがニコチンによるものだとは、おっしゃるとおり知らなければ考えもしませんよね。そしてその微妙なストレスはたしかに、喫煙で解消されるんです。

――つまり……。

磯村:ストレスがタバコで解消されると思い込み、実際にそれを脳が学習してしまいます。仕事のストレスも家庭のストレスも、いっしょくたに。でもこのメカニズムが示すように、解消しているストレスはニコチン切れのストレスだけなんですよ。実際にニコチン切れのストレスは解消されています。遅くなった脳波を無理やり刺激して動かして速くする、元に戻す。この時、むかつきが収まったりリラックスした感覚を得ることは事実ですから。この点で、世の中でタバコのスッキリ感が喫煙者を対象に謳われてることが「ウソではない」わけです。

――この気づきはさすがに、タバコへ対する思い込みを変えるきっかけになりそうです。

磯村:スッキリした、ストレスがなくなった気がする、喫煙者の方の感覚自体はたしかにあるんです。その感覚は間違いではありません。でもそのストレスや、モヤモヤの元がタバコである可能性が高いんです。喫煙が習慣になっているとすればなおさらです。

生きていればストレスを感じることは当たり前のようにありますし、なんとなく落ち着かない瞬間やわけもなくイライラを感じたり不安になったりすることは誰にだってあります。そしてそれを取り除きたいと思うのは当然です。タバコでそれらが取り除けたと感じている喫煙者の方がほとんどだと思います。でもその原因そのものが喫煙にあったとしたら……。何よりタバコで感じられた爽快感は一時的なものなので、長続きしないということは、喫煙者の方がよくご存知なはずです。

 


 

リセット禁煙法は画期的であるとともに、ショッキングな内容だと、編集部がはじめて出会った時に感じました。今回お話した内容はまさにそう感じたポイントです。しかしここで得られる気づきは、前回までにお話してきた肉体的な「回路」を断つために十分な「知らせ」になるのではないでしょうか。次回以降、もう少し背中を押す内容をお伝えしますね。

 

<さあ禁煙に取り組もう! 気になる内容をもう一度チェック!>

>>ニコチンで頭が冴える瞬間と、鈍くなる瞬間

>>タバコで解消できるストレスはタバコによるストレスだけ!

 

連載インデックス 第一回 意思の強さでは禁煙できない? 禁煙の本質とは 第二回 吸いたくて止まらない回路とは? 断つべきは習慣ではなく欲求 第三回 ここがヘンだよ、その禁煙方法? 喫煙依存の恐ろしさ

第四回 タバコで解消できるストレスはタバコによるストレスだけ! 第五回 喫煙習慣であなたの「しあわせ」が奪われる? 第六回 仕事と喫煙、吸いたい理由を知ることの重要性 第七回 リセット禁煙の仕上げは「やってみる」こと

Photo by Thinkstock/Getty Images 

 

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